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視界良好、障害物なし。

私が思う幸せは、あなたが思う幸せじゃなかったの。

映画『ヘルタースケルター』

 今月の仕送りを振り込んだ母親から、「仕送りが余ってるなら減らす」と電話がきた。

そんなことをされては困るので、アマゾンで買い物をした。
すでに数回見たことあった『ヘルタースケルター』の映画BDを買ったので、その感想。
 
私がこの作品に興味を持ったのは、主演が沢尻エリカだったからそれだけ。
原作とか岡崎京子とか、監督の蜷川実花とか、あと沢尻エリカ衝撃のヌード! とかは二の次(まあ沢尻エリカの濡れ場はめっちゃ気になった)。
エロ目的で見るのはまあ微妙です、濡れ場が微妙だったというわけではなく。
 
ただ単に、話題性のためだけの濡れ場〜などではない。
りりこ(沢尻エリカ)の好きな相手との行為はほとんど喘いでなくて、その後の枕営業ではそれこそ喘ぎまくり。
円盤特典のオーディオコメンタリー曰く、まあ実際はこんなもん。
りりこが激しく喘ぎながらバレないように腕時計を確認して「もうイッていい?」と終わらそうとするのは面白くて結構好き。
あと、りりこの枕営業のシーンと交互に挟まれる羽田ちゃん(マネージャー)の生活シーン。
彼氏と同棲してるのかな? こっちもやり始めるんだけど、りりこの劇中で終始派手な下着とは反対に、羽田ちゃんの下着は普通の白。
美少女の純白パンツ! とかではなく、中年女性らしいタイプのもの。
下着にこんなだらだら語っても……まあ、二人の美意識の差なのか、女としての価値の差なのか、歴然と示されているなあと思った。
 
あと、濡れ場の話しをもう少し。
りりこが羽田ちゃんに向かって「今からあんたの彼氏とすっごいやらしいことする」みたいな台詞を言うんですけど、めちゃくちゃエロい。
というか、個人的にこの綾野剛との濡れ場が一番エロかった。
着衣だし沢尻エリカの身体もほとんど見えてないんだけど、うーん、一番エロい。
濡れ場の話おわり。
 
私は主演が沢尻エリカだったから見たんですけど、ナイスキャストでした。
というか寺島しのぶ桃井かおり綾野剛も、あとりりこのメイク担当の人もナイスでした。
特に不満はないんですけど、ちらっと斎藤工とかいるし、唯一上げるとすれば水原希子かなあ。
全身整形で美しさを手に入れたりりこにはない、天性のカリスマ性、まあその点なら特に不満はない。
でも、美しさが圧倒的に足りないかなあって。
 
全身整形のりりこが恐れるほどの天然の美貌、水原希子だとそれが弱い。
いや、単に私が水原希子の顔をそんなに好きじゃないって点はあるんだけど……。
でも真正面から似たようなタイプ(たとえば佐々木希とか)だとそれはそれで微妙な感じもするんで、ちょっとタイプの違う水原希子を選んだのはまあよかったかなあとか。
 
沢尻エリカに関しては、いや〜顔と身体の綺麗さは当然に、やっぱ演技上手いし、あと声がいい!
さっき似たようなタイプに佐々木希を上げたけど、ささききにはここまでの演技力がないのでやっぱり沢尻エリカですね。
特に印象に残ったのが三つ。
「もうこんな仕事したくない」と泣き叫ぶシーン、収録中に幻覚がひどくなったところから白目で倒れてるシーン、雨の中路上で泣き崩れるシーン。
やっぱ、演技で印象に残ったっていうのを上げると泣くとか錯乱するとかのシーンになりがちですね……。
 
監督のコメンタリーによると、沢尻エリカは収録シーンの撮影前に急にタクシーで現場を離れて30分ほどで戻ってきたらしい。
向き合うのが怖かったって言って、スタッフに謝ってから撮影を始めたとか。
撮影が進むにつれて食べなくなって、撮影中にもどんどん細くなっていって、ほんとにりりこが憑依してるみたいだった。
沢尻エリカはナイスキャストだった〜〜〜!
 
そういえば大森南朋鈴木杏の調べものコンビは『さよなら渓谷』にも出てましたね。
こっちも気になってて、その理由、主演の真木よう子が好きってのが一番で、次は濡れ場……。
『さよなら渓谷』のほうがストーリーが気になるところは大きいんですけど、ほぼ似たような理由。
まあ、作品のテンションは全然違うけど……。